南大東島への旅 滞在編1

南大東島での滞在は約30時間、宿に荷物をおいてさっそく島を散策することにした。

島には3箇所ほどの宿泊施設があったが(きてみると他にもいろいろあることがわかったが)、島で唯一のホテル「ホテルよしざと」に泊まることにした。

事前に電話をかけて問い合わせた時の印象がとてもよかったからだ。

時刻はまだ朝の7時すぎだが、刺すような日差しと暑さで南国にきたことを実感した。

空が青くどこまでも広がっている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

人口1600人ほどの島だが、メインストリートにはやたら飲み屋がある。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして、パチスロやビリヤード場なんてのもある。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さびれた看板と青い塀板がなんともいい感じだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

メインストリートをぶらぶら歩きながら、目的のレンタルバイクをまずはゲット。南大東島村ナンバーがしびれる〜

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

島を一周する道路は約20kmほどで、地図を見るとその内側にもう一周周回道路がある。

まずは地図にあった一番近い観光スポット「大東神社」へ行ってみた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

南大東島は沖縄県に属するが、八丈島からの移民が最初に上陸したため明らかに他の沖縄の島とは雰囲気が違う。

かめ墓もないし、大東神社は天照大御神を祭った鳥居のある内地の神社と同じ作りで興味深い。

さてさて、島は高い山もなく見渡す限りどこもサトウキビ畑が広がる。

何年ぶりだろう、スクーターに乗るのなんて。あまりに気持がよくて、夏空が気持ちよくて(誰もいないので)大声でゆずの「夏色」を口ずさんで走った〜

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここは海軍棒といって日本の領土として示すために立てた棒が残っている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

結構小さな棒だけど、南大東島が日本の大切な領土として大きな意味があることがわかる。

そして海軍棒の下には人口のプールがある。

島の周囲は断崖絶壁で、砂浜がないのでこのように2箇所海をせき止めた海水のプール?がある。

こんなにきれいなのに誰も泳いでいないなんてもったいない〜

海軍棒プール

南大東島はフィリピンプレートの上に乗っていて年間に6cmほど移動しているらしい。

ここはその移動のひずみで長年かけて割れた岩で、バリバリ岩というとても強いパワースポット。

どこかのブログでインディージョーンスに出てくるペトラ遺跡の入口のようだと書いてたけど、そこまでいいものではない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これまた誰もいなくて、かなり進んだけどだんだん怖くなって引き返してきた。

ここも島の名所?南大東漁港。非常にめずらしい岩をくりぬいて作った「岩盤掘り込み方式」の港。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

島の中央には古い空港の滑走路と旅客ターミナルが残っていて、今では日本ではめずらしいグレイスラムという「ラム酒」の工場になっている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昔の空港のカウンターをそのまま利用した事務所兼売店。懐かしの南西航空の文字。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

もちろん、島の経済のためにもラム酒をゲット。

そしてこの島で一番のお気に入りになった「夕日の広場」。

思いがけずのタンポポ畑と青い空と碧い海。写真じゃ伝えきれないくらい素敵な景色。

夕日の広場

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ホテルにもどり夕食を食べたあと、ここで夕暮れと星空を見ることにした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

残念ながらこの日は雲がどんよりと降りてきて、夕日もキレイに見えず、期待していた星空もおがめなかった。

iPhoneのタイムラプスで撮影した夕暮れ。

夕暮れ前から2時間ほど一人ですごした。その間誰も来なくて、ただ波の音だけを聞きながら海をみていた。

島の時間はゆっくりと流れている。

 

島で食べた幻の魚へとつづく・・・


4 コメント
  1. 2015年7月7日
  2. 2015年7月7日
  3. 2015年7月7日
  4. 2015年7月7日

MOCO にコメントする コメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください