趣味のクルマえらび

トゥインゴ・ゴルディーニRSがいなくなって2週間、不動で修理中の時間を含めて3週間が経った。

暑くてロードスターSを引っ張りだす気にもならないので、もっぱら家族クルマのシトロエンばかりの毎日である。

街ナカを移動するには何の不満もないし、むしろ日本の道路事情を考えるとドイツ車よりはるかに乗り心地がよくて(ドイツ車の足回りはスピードレンジの設定が高くてちょっとオーバースペックすぎる)快適だ。

ボクはここ10年くらいは、BMWとポルシェ、そしてVWとドイツ車ばかり乗ってきたが、この歳になってフランス車は日本の道路にとてもあってるのではないかと感じてる。

トゥインゴの後継車選びをするなかで、ボクの30年を超えるCARLIFEの中で、最近クルマ(趣味のクルマ)に対する好みがかなり明確になってきた。

その1:クルマはエンジンが一番大切

馬力やトルクなど数値で測れるところは絶対値で評価が決まるけど、音やレスポンス、そしてフィーリングといった数値で測れないところが趣味のクルマには大切だと個人的には思う。

速さでいうと、最新の直噴エンジン+ターボはびっくりするくらい速い。

でも音や振動、アクセルを踏んだ時のダイレクトさなどは残念ながら希薄な感が否めない。

例にあげるまでもなく、古い空冷ポルシェのエンジンや、鉄ブロックのBMWのM3のエンジンは言葉で表せない回転フィーリングがある。

空冷ポルシェは重く力強くトルク感に満ち、BMWのストレート6は滑らかに高回転までよどみなく吹け上がるという違いがあるけど、エンジンがまるでいきもののような(じっさい空冷ポルシェはエンジンオイルがオイルラインを流れるときにドクドクと血液が流れるような音がする)存在感がある。

そんなわけで、個人的にはターボよりNA、直噴よりポート噴射、軽量アルミブロックより鉄ブロックのクラッシックな作りのエンジンが好みだ(今どきそんなクルマはなかなか見当たらないけど。。。)

その2:クルマの軽さは大切な性能

最近のクルマはとにかく大きく、重くなりすぎたと思う。

実際そのアンチテーゼからマツダのロードスターなどは軽さを最大の売りにし、売れいきもとても好調のようである。

重い車は物理的に制動距離が長くなるため、それを改善するため大きなブレーキを搭載し、そのために大きなホイール、そして太いタイヤが必要になる。

単純に車重は燃費にも影響をするし、重い足回りはクルマの軽快感を損ねてしまう。

一方乗り心地においては車重の重さはプラスに影響するが、個人的にはハンドリングと軽快感のほうがウエイトが高い。

そんなわけで、車重1.5t以下(昔のってたVOLVOの940エステートでも1.5tだった)が好みだ。

その3:マニュアルトランスミッション

2ペダルの性能が飛躍的に進歩しているなか、趣味クルマはマニュアルトランスミッションばかり乗っている。

鉄ブロックのエンジンなど探しだすと、そもそもツインクラッチの最新のクルマはないので仕方がないのだが、それを差し置いてでも積極的にマニュアルトランスミッションを選ぶと思う。

たとえ最新のポルシェを買う余裕があっても選べるならマニュアルトランスミッションを選択する。

もちろん渋滞が多い日本の道路で2ペダルが圧倒的に楽なのはわかるが、エンジンの魅力を引き出すためにはやはりマニュアルトランスミッションのダイレクトさが不可欠だと思っている。

そしてマニュアルトランスミッションは技術的に20年前から進歩していないが、2ペダルはトルコンATの多段化やツインクラッチなどがでてきて圧倒的に新しいほど優れているので年々ふるさを感じるようになってしまう。

もちろんツインクラッチならロスもないし、MTと変わらないという意見もよく分かる。

それでも「シフトチェンジ」という運転の最も楽しいところの一つを機械に任せるのはどうももったいないと感じるのだ。

そんなわけで、AUDI S1を2回も試乗したわけだが(今売られているクルマでは一番気になるクルマの一つだ)感じのエンジンが好みではなかった。

あとは鉄ブロックのルノーメガーヌくらいだが、いかんせんサイズが街ナカで使うにはちょっと大きすぎるかな。

クルマに楽しく乗れるのも残り10年ほどしかないから、エコよりもエゴでクルマを選んでみようと思う。

 

 

 

 


2 コメント
  1. 2015年8月8日
  2. 2015年8月8日

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