クリオRS ゴルディーニ で 熊野詣

熊野まで雨の中クリオRSでR169を走ってきました。

熊野市は三重県と和歌山県の県境に位置し、高速道路が尾鷲まで開通してずいぶん近くなったが、それでも気軽に行けるようなところではありません。

伊勢(いせ)へ七度(ななたび)熊野(くまの)へ三度(さんど)【伊勢へ七度熊野へ三度】 という言葉があり、信心はどれだけしても限りがないことのたとえに使われているが、昔の人が熊野詣をするのは正直かなりの勇気がいったでしょう。

そんなわけで、伊勢は数え切れないくらい行ってるし、熊野もすでに5回以上訪れているが、今回いつも使う山間のR169をクリゴルで初めて走ってきました。

コースはこんなかんじで、高速道路は阪神高速と南阪奈道路だけで残りの140kmほどは一般道を走ります。

新名神〜伊勢道〜紀勢道と走るとほとんど高速道路で行くことができるけど、距離にして100kmほど多く走り、時間もこのコースとほとんど変わりがないのでほとんどこのルートです。

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奈良の吉野から大台ケ原を通るという奈良でも一番の山道のコースで、100km以上の距離をほとんどハンドルをまっすぐにすることがなく(交通量もほぼ無いに等しいくらい空いていますが)さすがの運転好きでも飽きるほどワインディングが続きます。

大台ケ原は紀伊半島でも屈指の降水量をほこるところで、木曜日はずっと雨の中を走ったのでほとんど写真はなし。

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さてそんな、クルマの基本性能を試すにはうってつけのコースで、しかも雨という悪コンディションでのクリゴルの印象です。

街なかではかためのシャーシカップの足回りも、常に右左とハンドルを切り返しながら走る場面ではほとんどロールもなく、また下りコーナーの水たまりに突っ込んでもしっかりと踏ん張り安心して走ることができました。

個人的にこのクルマのハンドリングのすごいところは前後のトレッドが全く同じ幅であることが大きいと思っています。

通常クリオ(ルーテシア)に比べて前後とも大きくトレッドを広げているのですが、前後同サイズのタイヤとこのトレッドの値がコーナリング性能に大きく寄与していると想像します(但し最小回転半径はかなり大きくてこれはデメリット)。

シャーシに対してNA2Lのエンジンはある程度の回転数をキープしないと力不足な感があり、これはいまどきのターボ車のほうがトルクで走る分楽に走ることができます。

まあアクセルを踏み込みながらキビキビと走るのがイタフラ車らしいですが。

奈良の市街地で30分くらいの渋滞に捕まりましたが、R169は快調に走ることができ、なんとかGoogleさんの計算どおりに熊野につくことができました。

会議の間も雨は降り続けていましたが、ようやく帰るころに雲間から光が差し込んできました。

鬼ヶ城のパーキングスペースにて。

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その日の夜はプロジェクトのまとめ役をしている高校時代の友人宅に泊まって、今朝6時に伊勢を出発し渋滞が始まる前に帰ってきました。

クリゴルが納車されてからちょうど1ヶ月、1700kmを走りました。

第一印象で感じたシャーシの素晴らしさは、まったくもって良い印象のまま変わりません。

むしろ乗り味はシートも含めて、素晴らしいセッティングだとプラスに感じています。

一方でエンジンはもう少しパワーが欲しいかなというのが正直なところですが、そうなるととんでもないスピードで走ってしまうのでこのくらいがちょうどイイのかなとも思います(でもあと少しパンチがほしいかな)。

シートポジションもよく、とても乗りやすいのですが、唯一シフトゲートの横方向のトラベルが短いのが個人的には好みではありません。これは慣れかもしれませんが、アルピナロードスターSは左右もそこそこストロークがあるのでちょっとフィーリングの差を感じます。

このクルマで高速のジャンクションでギアを落とし、エンジンブレーキをかけながらアクセルで曲がりをコントロールしながら走ると、マニュアルトランスミッションのクルマのこういうところが好きなんだなと思いました。

これからあと何度熊野にこのクルマで通うかわかりませんが、少なくとも山道での満足度は非常に高いと感じた1日でした。

まあ、かなり偏った見方ですが最近のクルマにはない「アジ」があると思います(もちろん昔のフランス車に比べれば大いに薄味かもしれませんが)。

 

 


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