アルピナ ロードスターS との別れ

突然ですが、先週末にアルピナロードスターSを手放しました。

ポルシェ964カブリオレ、アルピナロードスターSと6年あまりのオープンカーライフでしたが、これで一旦オープンカーの無い生活になります。

残ったクルマはルノー クリオRSゴルディーニとシトロエンC3という2台のフランス車、これまでずっとドイツ車ばかりが並んでいましたがかなりの変わり様です(クルマに対しての好みも明らかにかわってきたかも)。

50才を過ぎて、これからのカーライフのことをいろいろと考えるようになりました。

これから先どのくらいクルマに乗れるか(ただ乗ると言う意味ではなく、楽しく乗れるか)を考え、アルピナロードスターSを最後の趣味グルマにできるか?ということを半年ほど悩んでいました。

オドメーターは46000㌔で、50000㌔までにこのまま一生(ちょっと大げさですが)乗り続けるか?それとも手放すか?という自分なりのものさしです。

誤解を恐れずに書くと、アルピナロードスターSは素晴らしいクルマで、個人的にはポルシェの2シーターモデルよりも好みです。

パフォーマンスはもちろん十分高いし、その面でも遜色がないのですが、スペシャル感とアルピナコンプリートのアジは特別なものがあり、所有したものにしかわからない魅力だと思います。

昨年1月に28000㌔でボクのところにやってきてから、1年10ヶ月18000㌔を走りましたが、ひと通りのメンテナンスに加えてサスペンションもリニューアルしてオリジナルの乗り味に近づけるようにかなり手を入れてきました。

定期的にみてもらっているディーラーの担当も、アルピナは壊れないしクルマのコンディションがいいので10年以上いい状態で乗れるでしょうと言ってました。

ただ、このクルマを所有することにより新しいクルマをむかえることは考えられず、手放して少し引いてこれからのカーライフを考えてみることにしました。

所有効果という言葉がありますが、多分アルピナロードスターSを持ちながらでは次のことを正しく考えられないような気がしたのです。

オープンカーを手放して、やはりオープンカーが一番大切な要素か?も少し見つめなおしてみたいと思いました(これまで乗るときはほとんどオープンにしていたのですから)。

そんなわけで、先週最後に洗車をして少しだけ神戸の街をナイトドライブしてお別れをしました。

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18才で免許を取ってから30年以上、いつもクルマがボクの生活の中にあって、大きなウエイトを占めていました。

このクルマにも大切な時間と思い出をもらいました。

若い時でなく、あえてオヤジになってからこのクルマに乗ることができて本当に良かったと思います。

間違いなく、ボクのクルマに対する価値観が大きく変わって、そして自分がクルマに求めるものが明確になった一台です。

クルマ以外にもやりたいことがあるけど、やっぱりクルマが一番好きなので十分考えて次のクルマをむかえることができればと思います。

ちなみに、アルピナロードスターSは神戸のerthgalleryさんで、ガヤルド・スパイダーの隣に並んでます。

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早くいい出会いがあることを、元オーナーとして願いたいと思います。

 

 


6 コメント
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  6. 2015年10月15日

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