20代に6年ほどすごした沖縄は、今風にいうとボクのAnather Skyです。
なんだかとてもすっきりしないことがあって、ふらっと遠くに行きたくなりました(50代になっても傷つくことはたまにあります)。
急に思い立ったのですが、運良くJALの特典航空券がとれたので、土日を使って沖縄に行ってきました。
土曜日の11:30に那覇について、日曜日の12:10に那覇を飛び立つという滞在時間24時間ほどの弾丸トラベラーです。
1988年から1994年までの6年間、入社間もない20代のボクは沖縄の普天間というところに住んでいました。
当時はLCCもなく、那覇〜大阪伊丹の往復は59600円で、インターネットももちろんなく、電話代もかなり高くて、今とは違い沖縄で暮らすということはかなりハードルが高いことでした。
当初は3年ほどの予定が、いろいろな事情があってボクよりあとに来たひとが先に帰ったりして、気が付くと大学卒業後の20台のほとんどを沖縄で暮らしたことになります。
そんなわけで、ボクにとって単調だったけど、沖縄はとても思い出深い場所なんです。
まあ、今回は何かこれといった目的があるでもなく、久しぶりにちょっと懐かしい思いにひたり、大好きなソーキそばを食べて、オリオンビールと泡盛をしこたま飲めればいいなという感じです。
沖縄に到着してすぐに、那覇空港ででレンタカーを借りて、まずは一杯目のソーキそばを食べに行きます。
昔ながらのそば屋はいろいろと知ってますが、せっかくなのでネットで調べて人気のあるお店を調べてみました。
浦添の玉屋さん(本店は南部でしたが、これから北に向かうので途中の浦添のお店)というお店です。
もちろんソーキそば。スープはとってもあっさりしていて美味しかったのですが、麺は好みの縮れ麺ではなく平麺にちかく、ソーキもあっさりです。 残念ながら個人的には好みとは違った感じでした。
そこからR330 を北に向かい、以前住んでいた普天間へ。30年近く前に住んでいたマンションはまだそこにありましたが、色がピンクになってました(笑)。
そしてこの写真の信号機のすぐ先30mほどに普天間基地のフェンスがあります。
毎朝、ヘリコプターの音で目覚めました(というか最初は寝れませんでしたが、すぐに慣れました)。
6年の間で2回ほど墜落事故があったのを覚えています。
そして独身時代、休みのたびに食べていたタコスやも残っていました。
当時は1個100円で、お昼ごろ起きて、タコスを5個ほど持ち帰って、オリオンビールでご飯というのがパターンでした。
絶対にガイドブックには載っていませんが、メキシコ人のオヤジがやってて本当に美味しかったんです。
懐かしい街を少し歩き、普天間をはなれてR58を恩納村まで走りました。
今回の相棒はトヨタのビッツ(本当は同クラスのデミオが良かったんですが)。お値段はなんと1日借りて2720円!走行距離
8000kmのキレイなクルマでした。
写真は北谷から嘉手納に入ったあたりで、ちょうど嘉手納基地の滑走路が真上をとおっています(うまく表現できませんが、この真上を飛行機が通ります)
よくここにクルマを駐めてF15のランディングを見ていました(嘉手納のF15は4機編隊ですので、最初の1機が通りすぎてもチャンスがあります)。
土曜日だったので、残念ながらこの時は見れずでしたが、帰りにこの場所でF15の着陸を見ることが出来ました。
このあと雨が降ってきて沖縄らしい写真はありません・・・
そんなわけでレンタカーで懐かしい場所を周り、とても変わった沖縄と、今も昔のままの沖縄を感じて19時ころに那覇でレンタカーを返却しました。
ホテルにチェックインし国際通りをぶらぶらしていたら、南国の島らしい激しい雨で、雨宿りがてらに懐かしの「島唄」に入ってみました。
ネーネーズという民謡のユニットが30年前もとても人気があったのを覚えていますが、島唄はそのネーネーズのライブが見れる居酒屋です。
もちろんその時のメンバーではないとは思いましたが、5代目ネーネーズは平均年齢23.5才でした。
あおいちゃん、可愛かった〜。沖縄らしくない(南方系でない)女の子です(笑)。
そして、懐かしの「うりずん」へ。街なみが全く変わってまして、Googleさんに道案内してもらって到着。
うりずんは40年を超えるゆうめいな沖縄料理を食べさせるなお店(居酒屋さん)で、中尾彬さんもご贔屓です。
国際通りの沖縄料理のお店とかでは、適当な沖縄料理を食べさせられますが、ここは昔から何も変わらず、料理も、人も最高です。
ボクの好きなくぶしみ(八重山のほうで取れるコウイカ)のお刺身。
しっかり0時の閉店まで飲んでタクシーでホテルに戻りました。
日曜日は11時には空港に向かわなければならないのですが、朝ごはんもそばと決めてました。
そのお店が10時開店なので、それまで牧志の公設市場をぶらぶらします。
最近は観光客(中国や台湾パワーがすごい)向けとなりましたが、昔ながらの市場の雰囲気を味わえます。
ちなみに一階で買った魚を、二階で調理してもらって食べることも出来ます。
おみやげに大好きなコーレグースーと海ぶどうを買って。
昔は名護まで行かなければ食べられなかった、懐かしの我部祖河食堂(がぶそか)のソーキそばがたべれました。
めんは伝統的な沖縄そばで、ソーキもしっかりと煮込んであってトロトロで美味しかった。大満足です。
そんなわけで、わずか24時間の滞在でしたが結構盛りだくさんに楽しめた沖縄でした。
惜しむらくは昨日のお天気。今日は一転南国らしいこんなに素敵な青空でした。
たまにはクルマをはなれて、こんな旅もいいものです。
次は台湾に小籠包を食べにでも行こうかな。
こんばんは~。
ぶらり旅いいですね。
ボクは毎週日曜日の朝、読売TVでやっている”遠くへ行きたい”を録画してみてます。(朝見るには音楽が寂しすぎるから)
かつて住んでいたところに再訪するのはなかなか出来そうでできないことなのでいい旅でしたね。
ボクもかつて住んでいた地方都市に何十年ぶりかで行ってみたくなりました。(車で行ったらグランドツーリング(笑))
MOCOさん おはようございます。
数年前まで毎週飛行機乗ってたんで、マイルはたんまりあります(笑
今年南大東に行った時はほとんど通過しただけだったので、今回じっくり?まわって
よかったです。
初めて沖縄に上陸?してから30年近く、一番変わったのは走っているクルマがきれいなことでしょうか。
錆びたクルマをほとんど見なかったですから〜
ぜひケイマンでMOCOさんのアナザースカイへGT行ってきてください。