ポルシェ お前もか?

VWのエミッションスキャンダルがとうとうポルシェにも波及してしまった。

9月に発覚したVWの排ガス規制のがれの不正は個人的にもすごく気になる事件だが、とうとういやな予感が現実になってしいました。

今日のYahooのニュースのヘッドラインで「VW不正、ポルシェでも=米で新たに7車種―環境当局」というのが目に入りました。

【ニューヨーク時事】米環境保護局(EPA)は2日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)によるディーゼル車の排ガス不正で、ポルシェなど傘下の高級車ブランドを含む7車種で新たに不正が確認されたと発表した。

VWは一部車種で、検査時のみ排ガス低減機能を作動させる違法ソフトウエアを使用し、通常走行時には基準を大幅に上回る有害物質を排出していた。EPAが9月、同社に約48万2000台のリコール(回収・無償修理)を指示した際は、排気量2000ccのエンジン搭載車のみが対象だったが、その後の調査で排気量3000ccのエンジンでも不正が確認された。
新たに確認されたのは、2014~16年型の「ポルシェ・カイエン」「アウディ・A8」「VW・トゥアレグ」などで、少なくとも1万台が米国で販売された。高級車ブランドが6車種を占め、不正問題が主力のVWブランドから広がってきた。
EPAは同日、VWに大気浄化法(CAA)違反を通知。人々の健康を損なうとして、同社に対応を求めた。

これだけでは情報が足りないので、米国のYahoo.comでこのニュースを探してみました。

Volkswagen had already admitted including the software, which cheats pollution tests, in smaller 2.0 liter diesels equipped in some 11 million 2009-2015 model year cars worldwide.

But the Environmental Protection Agency said it had discovered in its investigation that various six-cylinder 3.0 liter diesel VW Touareg, Porsche Cayenne and Audis from the 2014-2016 model years and distributed in the United States had also been rigged with the software.

これまでVWは2.oLのエンジンだけが対象と言っていたが、どうやら2014〜16(最新の)3.oLのディーゼルエンジンも不正なソフトを使っていたとのことです。

まあこれに関しては詳細な続報を待つほうがいいのでしょうが、いずれにしてもVWグループのAUDIやPorscheにも少なからず問題が波及していることが明らかになりました(多くのコンポーネントを共用しているので予想出来たとはいえ残念)。

ボクはいまさら燃費に対しての取り組みや、VWだけを攻めるつもりは全くありませんが、クルマ好きとしてはどうやら自動車業界全体の衰退を実感せざるをえなくなってきました。

原油が下がっているのはこれから先の需要が減少することを予見していると思うし、GoogleやAppleなどの非自動車メーカーが作るクルマの登場もすぐそこまで来ています。

EVになればクルマのレイアウトももっと自由になるし、2人しか乗らない時はコンパクトに、4人乗るときはボディーをストレッチしたりというアイデアも実現可能だと思います。

タイヤも4つで有る必要もないかな(笑)・・・どうやらハンドルはいらないらしいし。。。

そんなわけで、振り返ると2015年VWのスキャンダルが、自動車業界にとって大きな節目となるかもしれません。

今でも最後の一台はポルシェ(911)を所有したいと思っています。

だから今回ポルシェの名前が出たことは、ボクにとってとても嫌な予感があたってしまったのです。

「ヴィーデキング登場前夜」のポルシェへの想いがつのります。

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2 コメント
  1. 2015年11月3日
  2. 2015年11月3日

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