新・日本百名道 室戸スカイライン を走る

ちょっと距離を走りたくなって、クリゴルで室戸スカイライン・南阿波サンラインへ行ってきました。

最近ちょっと公私ともにばたばたしていたり、気分的に滅入っていたこともありクルマを楽しむというような気分が続いていました。

C3の車検を前に、いろんなとクルマに乗ることがあり、自分のクルマに対するものさしを整理する意味もあり、クリオRSゴルディーニを思いっきり走らせに久しぶりの遠出です。

当初は新緑のせせらぎ街道をと思っていたのですが、名神の集中工事が朝までやっていたりとかで、一度もいったことがない室戸岬へ前日に変更です。

天気予報的には、東に向かったほうが良さそうだったのですが、天気予報も何とか持ちそうだったので6時過ぎに阪神高速神戸線から明石海峡大橋へ向かいました。

明石海峡大橋はスカッと晴れてはいないものの、帰りまではなんとか持ちそうかな?という空模様。交通量の少ない100km制限の高速を、クルーズコントロールを制限速度付近にセットして、窓を全開にしてのんびりと高速道路を南下します。

ちなみにクリゴルはMT車ですが、ボクはアルピナロードスターの時もそうでしたたが、高速道路をかっ飛ばす趣味はないので、わりとクルーズコントロールを使います。

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鳴門海峡大橋を通るころには、だんだん雲が多くなってきました。

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今回のナビの最初の目的地は、徳島の阿南市にあるTOKUSHIMA COFFEE WORKS

GONさんのオススメのカフェです。この日のモーニングはホットサンドかトーストにサラダと冷たいバンプキンスープ、そしてコーヒーがついて680円+税也。

モーニングの満足度はもちろん◎。とても居心地がいいお店8時オープンのお店はボクが出る頃にはお客さんがいっぱいです。

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さて、ここからが今日のメインですが、R55を南下し、新・日本百名道の南阿波サンライン、室戸スカイラインという2つの百名道を走ります。

百名道というのは、写真家須藤英一さんの本で取り上げられれているのですが、今回走る道は元祖・百名道にはなくて、新・日本百名道で新たに追加された道です。

まずは南阿波サンラインの手前にある道の駅日和佐をナビにセット、この町はウミガメの産卵で有名なようですが、お遍路さんの方もおおいようでかなり立派な道の駅で、施設も整っていました。

しかしながら、道の駅に着いた途端にとうとうポツリと雨が落ちてきました。

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まあ梅雨の長距離ツーリングなので、仕方ないね〜とひとりごとを呟きながら南阿波サンラインへ。

いや〜晴れていれば最高でしょう。。。。結局撮った写真もiPhoneの1枚だけ、気持ちのいい海沿いの高低差のあるワインディングを駆け抜けました。

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室戸岬まではまだ70kmほどあるようですが、ここからは四国の気持ちのよい、そして交通量の少ない海岸線を走ります。

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海岸線の快走路としては、越前海岸のしおかぜラインがお気に入りですが、R55は道路の整備状態もよくてとても気持ち良い海沿いの快走路でした。

そしてなにより雨が上がり、晴れ間がのぞいてきたことが見知らぬ土地でのドライブの気分を盛り上げます。

そして、やっぱりいろんなところに行かないといけないな〜と強く思うのでした。

室戸岬は、地図のまんんま(当たり前ですが)のイメージ、ここが岬の突端ですという感じは薄くてクルマでグルっと回って、室戸スカイラインの前に少し早めのお昼ごはんを食べることにします。

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海の駅とろむはHPのイメージとは違い、かなり寂れた感のある道の駅です。。。

せっかく高知県に来たのでやはりカツオのたたき。お天気が悪かったので、サービス品となっていたカツオのたたき丼610円也。

わらやきのカツオのたたきはちょっと薄いかなと思ったけど、いつも食べるカツオのたたきとはちがって美味しかったです。

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ナビを自宅にセットして、室戸スカイラインに向かいます。自宅まで6時間、なかなか遠くまで来たんだなとあらためて実感。なにしろ高知県ですからね(笑)

室戸スカイラインは、入口からかなりの急勾配とヘアピンカーブで一気に標高を上げていきます。

新・百名道に乗っている写真のカーブを登りますが、写真を撮るようなところもなくて一応展望台というところまで一気に登りました。

こういうところではクリゴルは最高に気持よく、2速でシフトアップインディケーターの光るところまで引っ張りながら、カーブではしっかりとエンジンブレーキをかけて走ると形は普通ですが本物のスポーツカーだと実感します。

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展望台からの徳島側を望みます。室戸スカイラインは山の中でほとんど景色が見えないのがわかります。

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高知側。お昼のカツオのたたきを食べた漁港の先は遮る者のない海が遠くまで広がっています。

地図で見ると、室戸岬の先は太平洋にはなにもなくて、一番ちかくの島がパプアニューギニア(笑)。

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このあときた道をひたすら走るのですが、行きに絶景だった海岸線はバケツをひっくり返したような土砂降りで、道路もタイヤがとられるような水たまり。

そういえば、この辺りは熊野と並ぶ豪雨地帯だということを思い出しました。

そんなわけで、延々とR55を走り、徳島インターから高速に乗って帰宅、途中から押しのつよいスカイラインとレクサスが先導してくれたので、押しの弱いクリゴルですがピッタリとランデブーして走ったので予想以上に早く帰宅できました。

またクリゴル10000キロのレビューでも書きたいと思いますが、FFということもありアルピナロードスターSよりもハイスピード域での安定性は上です。

さてさて、今回の2つの新・百名道ですが、南阿波サンラインのほうが景色と言い、走りごたえといい上かなということでまとめたいと思います。

久しぶりにひたすらクルマで走るだけというたびでしたが、ここちよい疲れと、実にすっきりと気持ちのいいツーリングでした。

やっぱりクルマは走ってナンボだね〜。

そして、同じ所を走っていて感じることも多いけど、遠くにくることによる刺激はやっぱり上かなと感じた。

 


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