曲がる 最新のBMWに乗って思ったこと

少し前になるが、C3の乗り換え候補としてBMW 118dに試乗しました。

ボクのBMWの原体験は1995年の318isです。

グリーンのメタリックで、ベージュのファブリックのシートのベースモデルでしたがすごく良く出来たクルマでした。

ドアを閉めると、クーペボディの気密性が高いためウインドウが数センチ「シュッ」という音とともに降りて戻る動作にドイツ車の緻密さを感じたものでした。

メーターや照明もオレンジ色に統一されていて、夜間のドライビングがなんとも言えず落ち着いた雰囲気を醸し出していて、いろんな精度が明らかに当時の国産車とは大きな差がありました。

エンジンは4気筒でたしか145馬力程だったと記憶していますが、E36はアクセルが重たかったこともあり、車格以上に重厚な雰囲気だったのを思い出します。

そしてよく言われる前後の50:50の重量配分からハンドリングですが、その後所有した130、335とくらべてもダントツにこのクルマの印象が良かったのです。

当時は今から比べると圧倒的にタイヤの性能が落ちたので、シャーシの出来不出来が明白でした。

低速は固めながら、コーナーを曲がって行くとき、後輪が絶妙なスリップアングルで旋回をサポートしてくれるハンドリングに、BMWというクルマがボクのなかで特別な存在としてすり込まれていきました。(ちなみに当時のメルセデスは大きなハンドルでスポーティーよりも、安全とか疲れないクルマというキャラクターでした)

2007年に初めて直6のBMW13oiを手に入れましたが、パワーが増している分足まわりも固めていて、軽快さはずいぶん落ちた印象がありました。

そして次に335に乗り換えることになりましたが、このクルマは重いながらも318のような気持ちいいスリップアングルを感じる事が出来ましたが、それは通常の速度域ではなく高速道路で100マイルほどでコーナーをこなすような場面なのです。

2009年式の335は後期モデルに変わった直後で、エンジンもツインターボの最終モデルで、とても気に入っていたのですが、空冷ポルシェを維持するため(金銭的というよりは奥さんとの妥協点)今のC3に乗り換えたのです。

その後もいろんなBMWを試乗させてもらいましたが、いわゆるF系になってからはボクの知っているBMWのハンドリングは完全に影を潜めてしまった感があります。

一言で言うと、やわらかすぎるのです。

135(Mという名前が付いているバージョン)でも、エンジンは感覚を無視したような速さでしたが、足まわりは明らかにやわらかすぎると感じました。

さて、今回真剣に検討した118dですが、タイヤがさほどハイグリップでないこともあり、ある程度の速度を超えるとよく出来たFRらしく気持よくリアがスリップしながら回転してくれました。

が、、、やっぱりダンピング不足です。最後はバンプラバーに当ててロールをコントロールという最近のBMWの乗り味で、気持いいかな?と思ったところでおしまいでした。

実際今のBMWのラインで選ぶならこれが一番かな、という直感はあたっていましたが、残念ながらほしいというところまでは至りませんでした。

すでに殆どのモデルが4気筒になってしまったBMWですが、スポーティーというイメージをハンドリングという面で復活できるのかな?と感じています。

そんなわけで、118dは見送りとなりましたが、かねてから興味のあったこのクルマがでるということで(まだ一般には出ていない情報ですが正規ルートです)、昨日仮申込みをしてきました。

色は白で、エアバンプがブラウン、内装はハバナという組み合わせです。

ただしパワーユニットが、1.2Lノンターボ ETG5 まだまだ悩みそうです。

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3 コメント
  1. 2016年8月9日
  2. 2016年8月9日
  3. 2016年8月10日