お盆休みにもかかわらず朝早く目が覚めたので、いつもの海沿いのコースをクリオゴルディーニRSで走ってきた。
エンジンとかシャーシのフィーリングはもう少し走りこんでからまとめてみようと思うが、エンジンは十分パワフルで4000回転を越えてからのサウンドがレーシーで、マフラーだけがなってるいまどきのエンジンと違い、ちゃんとエンジンのメカノイズが心地いい。
足回りは正直ちょっと固めだ。正規で入ってきたルーテシアRSはシャーシスポールだが、このゴルディーニRSはシャーシカップでさらにスプリングとショックが固められている。
EPSの出来はひょっとしたらトゥインゴのほうがよいかな?という感もあるがコーナーの深さに対してきっちりとした反力でドライバーの意思とズレがないのがさすがルノー・スポールだと感じた。
昨日はたいして写真もとってなかったので、いつもの海沿いのパーキングで缶コーヒーを飲みながらじっくりとクルマを見てみた。
まずはエクステリアから。
スリーサイズは全長:4020×全幅:1770×全高:1485mmと全長は4mを少し超える位でコンパクトだが、幅は1770mmとアルピナロードスターSとほぼ同じだ。ちなみにホイールベースは2585mm, トレッドは1520mm/1520mmとFFにしてはリアのトレッドが広いのがわかる。
例によって、フロントフェンダーはブリスターフェンダーでデザインのアクセントとなっている。ゴルディーニはアウトレットもシルバーでちょっとおしゃれな装い。
リアはピアノブラックのディフューザーと、左右2本出しのマフラー。
一見するとデミオみたいなリアビューだが、これでスポーツモデルというのが十分わかる(かな??)。
そして今回お願いして塗ってもらったホイールからブレンボのレッドキャリバーがのぞく。ちなみにタイヤはコンチネンタルのSC3。
インテリアは地味なエクステリアとちがい、ゴルディーニ臭がぷんぷんしている。
ステアリングはゴルディーニブルーのアクセントに、ステアリングセンターを表す白いラインが2本。
シートも前後ともフルレザーで、ゴルディーニブルーのアクセント。そしてシートベルトはシルバーというのがおフランスのセンスがきいてる(これがドイツのスポーツモデルなら赤色のシートベルトというのが定番かな)。
フードもステッチが入っていて、プラスチックパーツもピアノブラックで通常のRSと差別化されている。
スピードメーターも通常のRSが黄色の文字版なのに対し、ゴルディーニはホワイトメーターでこれも個人的に好きなポイント。
そして最後にMT車の要の3ペダルもレイアウト、高さともにバッチリ。
走りはもちろんだが、こういったエクステリアとインテリアのスペシャル感がゴルディーニ仕様ならではで、ボクがこのクルマに一目惚れした理由の一つである。
週末はちょっと山道を走りにいって、エンジンとシャーシが期待通りか試してみようと思う。