熊野古道 伊勢路 170km踏破への道 

このゴールデンウイーク、熊野古道伊勢路170km踏破にスタートしました。

コロナウイルスで、県外移動自粛、密をさけるという中ですが、どちらもクリアーしているということでひっそりとチャレンジスタートです。

以前、ホノルルマラソンに50才でチャレンジした時、バケットリストについて書きましたが、今回の熊野古道伊勢路を歩くというのも、そのひとつです。

これから残り何年生きるかわかりませんが、自分と向き合うには十分な時間と、距離かと思います。

ただ、仕事をしながらなので、分踏という形で、7〜10回に分けてJRの駅をベースに行程を組み立てていく予定です。

それでも1回あたりは、15km〜20kmという距離を自分の足だけで歩くことは50オヤジとしてはそれなりのチャレンジです。

実際には、熊野古道伊勢路のサイトにある熊野古道絵図を参考に組み立てます。

さて、伊勢神宮内宮から、熊野大社(本宮または速玉大社)へとういのが推奨ルートですが、ボクは昔ながらの田丸(たまる)をスタートに選びました。

そんなわけで、Day1のはじまりはじまり〜。

電車(ディーゼルだから汽車か)で田丸まで移動、田丸駅を7時すぎにスタートです。

今日は田丸から女鬼峠(めきとうげ)を超えて、大台町の栃原(とちはら)まで16kmほどのコース。

ほとんどがアスファルトの行程です。

田丸駅は無人駅で、ワンマンの運転手兼車掌さんに運賃を払って下車、いよいよ170kmの伊勢路スタートです。

伊勢から田丸までは8km。

歩き出すと、こんな風景です。遠くに見える山が向かう方向です。

今回は先日増車?したLUMIX GX8を持ち出しました。今日はほぼAUTOですがきれいに撮れますね。

こんなふうにお地蔵さんや庚申さんが道中にたくさん。かなりカリッカリなので少し調整しようかな。

古から人々の通った道。伊勢へ七度、熊野へ三度。

街並みは古く、蔵のある家が多く残っています。

道中でみつけた猿田彦ゆかりの地の標。猿田彦はみちびらきの神様として内宮の近くにありますが、こんなところにポツリとありました。

1時間半ほどで、今日のクライマックス女鬼峠へ。

 

ここで舗装路がおわり、未舗装路へ。ちなみに本行程、一人の旅人にも会いませんでした。

女鬼峠は伊勢路で最初の峠ですが、風光明媚とか趣があるというわけではないです。

地図に記されていた「轍跡」。女鬼峠は荷車が通った跡が残っていて、それが2本の轍として残っています。

さて今回ボクのお供は、10年前から使っているダナーライト。いくら舗装路が多いといっても、スニーカーでというわけにも行かないので、重いですがこいつで歩いてみました。あとあるのは、ライケルの20年ものの登山靴。。。

歩いてみて、この先どうするか考えます。

そして、ズボンはワークマンで買った1980円のもの。ぱっと見ノースフェイスのアルパインライトパンツみたいでスリムなシルエットでカッコイイ。気にせずどこでも座れるのでこれで十分です〜。

峠と言っても、120mほどですので、あっという間に頂上へ到着。展望も大したことなく、そのまま下ります。

轍跡と並んで女鬼峠の名所のひとつ「切通し」。

くだりも快調であっという間に下山。ここから宮川と大台の山々が見えます。

ここで、お昼ごはんを兼ねて休憩。朝から作ったスパムおにぎり。

さて、ここから先は栃原までむかいますが、JRだと1時半まで2時間、バスだと1時間ほど。

ちょっと頑張ってバスに間に合うように歩きました。

11:22にバスが出るのですが、GOOGLEさんの到着予想時刻は11:30分。

徒歩で50分ほどの距離で8分詰めるのはなかなか至難の業。というわけで、重たいハイキングブーツで小走りで急ぎました。

でもって、無事11:18分に栃原バス停に到着!

なにしろこんな時刻表ですからね。

そんなわけで、ボクの熊野古道伊勢路の旅がスタートしました。

梅雨時も挟むので、うまく行けば7月ころ、ずれ込んだら秋口にというのんびりペースで挑みたいと思います。

 

 

 

 


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