わかれの日

闘病中の父が他界しました。

今年の2月に三重に引っ越してきて、何時かはこの日が来るとは思っていましたが、予想より早く別れの日がきました。

ゴールデンウイークもどこに行くでもなく、4日の夜食事をしていたところに病院から電話が入り、到着するとまもなく息を引き取りました。

先週末にお見舞いに行った時には、調子が良さそうでしきりに何かを話しかけようとしていたので、あまりの急変に驚きました。

その後深夜に葬儀会社に遺体を迎えに来てもらい、土日に葬儀を無事終えることができました。

葬儀の手配で慌ただしくしていたので、あまり悲しむ間も無くすぎましたが、日々の暮らしに戻りいろいろな思いを感じています。

初めての葬儀の進行でしたが、一番満足しているのは自分で撮影した遺影を飾って上げられたことでした。

心残りは、最後好きなものを食べさせてあげられなかったことです。

そして、大好きなクルマに乗せてあげられなかったことを今でもくやんでいます。

熊野古道を歩いて、お参りに行くことも(父のためでした)間に合いませんでした。

父の年まで30年足らず、バケットリストをひとつでも多く消しこんでいかねばいけないと思いました。

 


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