LIFE SHIFT

今年はボクにとって、大きな転機になる一年かも知れない。

2月に20年以上暮らした西宮をはなれて、三重に戻ってきました。

5月には父が他界しました。

そして、7月に6年ぶりにオーストラリアから長男が帰国しました。

意味があるかどうかわかりませんが、昨年から何か大きな、そして抗えることができない流れの中にいることを感じています。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

最近読んだ本ですが、ボクの50年ほどのこれまで人生と、これからどれくらい生きるかわからないこれからの人生を考えるにとても考えさせられました。

すこしかいつまんで内容をまとめてみると

センテナリアン(100才以上生きる)時代の到来

・2007年に生まれた子供の半分は107年以上生きると予想される

・現在50才未満の日本人は100才以上生きる、100年ライフを過ごすつもりで人生戦略を組み立てる。

・これまでは教育→仕事→引退の3ステージでよかった(LIFE SHIFT3.0)。

・これからはより長く働く必要があり(お金の問題)、仕事のステージを更に細分化する必要がある(LIFE SHIFT 3.5、4.0、5.0)。

・LIFE SIFTの細分化により年齢とステージの相関が崩れる。

・これからの世代は18ー30才の時代のバリエーションの多様化が進む。

特に教育→仕事→引退の3ステージから、仕事のステージの細分化という点では、単なる転職とかではなく、すでに5.0位まで経験を積み重ねていることになります。

18才で三重をはなれて東京の大学にストレートで進学したボクは、22才で仕事のステージに入りました。

まあ1年位の誤差はあっても、ボクタチの世代は(さかのぼって10年位先輩までは)このような画一的なステージの移行をしていました。

そして仕事のステージに入ったボクは16年間一つの会社で勤めた後、2003年に独立という転機を迎えました。

この時点で4.0位になったのですが、さらにその後もう一つ2010年に東京で会社を起こすという転機を迎え、この時点で5.0位になったと言えます。

その後ですが、2014年に東京の会社を離れて、ちょっと燃え尽きたような毎日を過ごしていました。

好きだったクルマ趣味に興じましたがそれも自分の中ではなにか違うということになりました。

50才に節目にフルマラソンに挑戦しましたが、その後何か大きく変わったということもありませんでした。

でも、一生生きていくには十分ではない資産で、どれだけ生きるかわからないという不確実さ、そしてこれから先大きく変化が訪れるであろう日本、そして世界の流れの中で確実にこのままではいけないだろうと感じていました。

そんなわけで、今年は年初からこれからのことを考える、LIFE SHIFT的にはエクスプローラーだったと言えそうです。

そして今はちょっとだけ進むべき方向と、手段が見えてきて、大切な物と事がわかりかけてきた感じがしています。

父の死と、離れていた長男との再会がかなりボクの考えを動かしています。


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