エンプティネストのクルマ選び

子育てが終わった夫婦のことを、巣立ったあとの空の巣からエンプティネスト(エンプティ・ネスト)と呼ぶらしい。

仕事がらこういうワードには敏感なんですが、まさしくエンプティネストどまんなかの自分にとって色々と考えることが多いことばです。

エンプティネストの意味としては子供が巣立っていって、そのあとの喪失感から女性が陥る病気のことをさすことが多いらしいですが、今回は子育ての終わった夫婦とその世代というニュアンスです。

20年近く前にマンションを購入する時に、3LDKだと子供2人の4人家族だと部屋が足りないねと言った時に営業マンがこんなトークをしたのを思い出します。

「ご夫婦とお子さんが一人の時は寝室と子供部屋として洋室を使い、次のお子さんができたら寝室も子供部屋にして夫婦は和室で寝ます。そしてその後子供さんが巣立っていったら寝室で寝て子供部屋は書斎として使います。これが3LDKの考え方です。」

まあ、わが家はまさしくこの時のイメージどおりの展開で、今では広いリビングでほとんどの時間をすごして、子供部屋はボクの書斎というか仕事部屋になってます。

そんなわけで、住宅はエンプティネストな生活まっしぐらですが、クルマにも十分あてはまりそうです。

結婚した時(独身時代)は2ドアのMTのスポーツタイプ、そして結婚してしばらくしてからFFの4ドアAT(日産プリメーラでしたがいいクルマでした)、そしてこどもの成長期にはステーションワゴンでキャンプ三昧。

そして子供が高校に入る頃には、ほとんど家族で出かけることもなくなってちょっと見栄えのいいドイツ車のセダン。

大枚はたいて買った真っ赤なボルボのステーションワゴンは、9年も乗って家族にとって一番思い出のあるクルマでした。

画像は地味なグレーですが、当時赤いボルボのワゴンはとてもおしゃれでした。

でかいボディですが、車重は1.5tを切ってたので今の基準からするとずいぶん軽かったんですね。

そして阪神大震災の時もこのクルマで、瓦礫のなかを走ったのを思い出します。

さて、本題のエンプティネストのクルマ選びですが、やはりパーソナルなクルマで生活感のあまりない感じがオシャレだと思います。

2ドアでオープンカーなんてのを一生に一度乗るとしたら、やっぱり子育てが終わって時間に余裕のできて元気なうちがいいと思います。

高級車でなくても、夫婦ふたりでオープンカーに乗っているのはかなり絵になります。

そんなエンプティネストなオススメのクルマですが、ボクは一足はやく40代に乗ってしまいました。

2台モチという裏ワザです。住宅なら別荘とかアトリエって感じでしょうか。

ただ2台あると、どうしても二人でのるのは屋根のついたほうで、オープンカーに二人でのったのは数えるほどしかありませんでした。

そんなわけで、実用車の代わりにぜひオープンカーに乗って欲しいと思います(4座でもOK)。

乗り心地のいい高級車に乗るのもいいと思いますが、シニアというもう少し上の世代になってからでも十分です。(もちろんシニアでオープンなんてのもカッコイイです)

ただ、エンプティネスト世代にとって、子供以外に考えなければならないことが出てきました。

それは親の介護という問題です。

ボクの父は一昨年の秋にクルマをおりました。

それまでは実家に帰る際も2座のクルマで行って、実家のクルマで行動すればよかったのですが、最近は帰省の際も最低3人乗れるクルマが必要となりました。

幸いわが家には2台のクルマがあるのでまだいろいろと考えることができますが、1台だとどうしても使い勝手のいいクルマを選ばなければならなくなります。

そんなわけで、ぜひお子さんが巣立って(もしくはいっしょに行動する機会が減ったら)エンプティネストな環境になったら、早めに一度はオープンカーにトライしてほしいと思います。

年をとって仲良くオープンカーに乗っているのは、他の人からみてもとても素敵に映りますから。

 

 

 

 


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  1. 2016年1月14日
  2. 2016年1月14日

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