アルピナB3Sカブリオレ

アルピナに恋い焦がれたクルマ仲間のGONさんのB3sカブリオレは極上の一台だった。

さて昨日の納車オフの主役GONさんのアルピナBS3カブリオレを紹介してみたいと思う。

ALPINAの中でもE46のB3、B3Sは空前のヒット作で両方合わせて2285台が製造され、そのうちで579台(B3が287台、B3Sが292台)がカブリオレボディとのことです。
全体の25.3%なので以外と多いなと思いましたが(日本じゃほとんどがリムジンとクーペ)、アルピナもこのころから北米で売れているようで多くはアメリカ向けだったのかもしれません。

さてまずアルピナといえばその色で、ボクのロードスターのアルピナブルーや、アルピナグリーンがまずは頭に浮かびますが、このB3Sは色からしてアルピナらしくありません(笑)

事前に写真では見ていたが当時の限定色だったdiamond-metallicというこの色のアルピナは初めてみました。
光の加減でピンク色ぽく見えたり、ベージュっぽく見えたりする独特の色で一言でいえばとても上品な色です。

b3s

ツーリング仲間のMOCOさんが言うようにまさしく貴婦人号ですね。

そして運転席に座ったGONさんがなにやら上品に見えてしまうのがこのクルマの凄さ!
京都のオオダナの旦那さんのオーラを漂わせていました(あくまでイメージです〜)

b3sインテリア

内装もこれまたアルピナそのものの上品な仕上がり。そして10年経ってわずか20,000kmの走行距離は伊達ではないキレイさです。

またこのクルマの珍しいところはアルピナといえばブルーとグリーンのステッチのイメージがすべてブルーに統一されているところ。
ワンオーナーのこの個体、前オーナーのこだわりが伺えます。

b3sシート

そして極めつけはこの真っ白なシートでしょう!色も色ですがなんといってもラバリナレザーという素材のこれまたアルピナの中でも極上のオプションのシートです。

”新車オーダーで1年近く待つ必要があったラバリナレザー(非塩保存の若い雌牛を使用しミネラルでなめした後、天然繊維=タラの外皮で更になめす。最も高級と言われるレザーです。皮膚のように呼吸し、温度調整する素晴らしい肌馴染み)”

GONさんキレイにしてくださいね〜

b3s engine

ボンネットを開けると、見慣れた3.4L直6エンジン。

Myアルピナロードスターに比べてかなり窮屈というがぎっちり詰まっていて、熱的にはロードスターのロングノーズは理にかなっているなと実感。

こんかいボクは試乗はせず助手席でこの貴婦人号を体験したのですが、これぞアルピナという絶妙の乗り心地です。

そしてエンジンはロードスターに比べるとはるかに静かでなめらかな印象。

同じエンジンでも吸排気やコンピューターのマッピングで正直別物だなと感じました。
少しエンジンを回せるようになったら一度乗り比べてみたいと思います。

まとめとして一言「よくこんな個体が残ってたものだ!」。

末永く大切にね〜

 


4 コメント
  1. 2014年9月29日
    • 2014年9月29日
  2. 2014年9月30日
    • 2014年9月30日

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