奈良桜井 笠そば処 五十路の秋

新そばの季節、いつものツーリング仲間で久しぶりの再会となりました。

新緑のせせらぎツーリング以来、久しぶりにイソレンジャー3人が揃いました。

集合は針テラス、そして桜井の笠そばで新そばを食べるということ以外なにも決めずのまったりとしたツーリングのはずでした。

とてもいいお天気で、針テラスはツーリングのバイクやクルマでいっぱいです。今回GONさんにはクリゴルを初披露、左MT2シーター3台の絵になる組みあわせから、かなりアンバランスなご一行となってしまいました。

とりあえず元気な顔を確認して、さっそく蕎麦処に向かいます。

離合もままならないような狭い道を30分ほど走った先の、すごく見晴らしのいい高台に笠そばはありました。

三人とも食べたのはざるの並、470円也〜。

歯ごたえ良しで、飾り気のないとても美味しいお蕎麦でした。

さてこれからどうする？香落渓でもいく？と相談しましたが、結局GONさんの意見で（なぜかこの時はまだ走るのがしんどいと言ってました）月ヶ瀬〜R422という定番コースで帰ることにしました。

とりあえず近くの天理ダムを見て、福住ICから針IC、そしてR369を北上するというコースで、ここから天理ダムまではボクが先導です。

GARMINナビどおりに走ったら、えらく狭い県道で車高の低いお二方には嫌がらせ？なんてような道を走ってダムに到着。

ここからGONさんがクリゴルに乗ってみたいということで、ボクはGONさんのボクスターSに乗ってリスタートしました。

ええクルマや！とお褒めをいただき楽しんでいたようで、ボクもシフトリンケージのフィーリングがよくなったね！と久しぶりのボクスターの乗り味に満足でした。

月ヶ瀬でこんな景色を眺めながら、オッサン三人でソフトクリームを食べて（ボクは抹茶、MOCOさんはバニラ、GONさんは梅とこれまた好みが違う）またまた語ります。

ここからはGONさんのホームコース、ボクはクリゴルに乗って、2台のミッドシップポルシェを追いかけます。

ボクスターSは3.2Lの285馬力、ケイマンRは3.4Lの340馬力ですが、200馬力のクリゴルでも山坂道ならなんとかついていくことが出来ました。

タコメーターの針を5000回転以上でキープして走るととやっぱりNAがいいなとあらためて思います。

このクルマのピークパワーは7100回転で発生、レッドが7500なので6500から上の1000回転のひとのびが使えるのが魅力です。

なかなかフルにクリゴルのポテンシャルを引き出すこともなかったのですが、GONさんと走ると自然とこういう展開で、おかげでシャーシカップをフルにつかいこなして、ブレンボのブレーキをガッツリふんで、エンジンも気持ちよく回すことが出来ました。

日も傾きはじめたころに、最後の休憩をトランシーバーでやりとりしながらついたのがこんなお店です。

その名もALPINAです〜。アルピナロスを克服出来た証拠かな？

ここでも閉店まで話はつきません。

話題はクルマのことから、仕事のことやプライベートな近況に変わり、他にお客のいないスイスなお店でちょっぴりシリアスな話もしました。

最後にこのお方が久々に走れてよかった〜と言ってくれたので、今回のツーリングは大成功だったと思います。

お店をでるころに、次のツーリングの日程をきめてそれぞれの帰路につきました。

いい道・いいとも・いいクルマ〜イソレンジャー復活です。