自動車問答 沢村慎太朗

沢村慎太朗さんの新刊「自動車問答」が発売されました。

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五十路のクルマ仲間からすごく支持されている沢村慎太朗さん、彼の車評はかなり的を得ているとボクも思っています。

自動車問答の表紙をめくるとこの本の概要がこのように書いてあります。

「十年ほど前にオートカー日本版という月間自動車誌で、読者からの質問にお答えするページを「慎ちゃんのクルマ寄席」と題して連載していた。。。一冊にしてみたらとう越えが上がって、こういう形になった。。。。」

というわけで、過去のコンテンツの焼き直しという企画の本です。

個人的には午前零時の自動車評論も買ったのは1冊だけとうわけで、熱烈な彼の信者というわけではないので、年季の入った沢村慎太朗ファンのように行間を読み取るチカラが無いのかもしれませんが、もう少し手を入れても良かったのではないかと思います。

そもそも午前零時も有料のメールマガジンの過去のコンテンツをまとめたような本で、一度課金したものを再度書籍として売るというのはどうかなと感じていました。

まあ一つのネタで二重課金というのですから、メルマガもとって、更に書籍も買ってくれるようなファンには負担ですからね。

これは沢村さんの問題ではなくて(おそらく)、出版社の主導の企画だとおもいますが、いずれにしてもそうゆう類の書籍です。

それとクリオの記事でも書きましたが、書籍として出す前のチェック(俗にいう赤入れ)が甘いです。例えばプジョー208gtiのことを280gtiと2回も書いてたりします。

つまるところ、沢村さんの問題ではないのですが、出版のレベルがいまひとつ低い。沢村さんファンがある程度買ってくれるという見込みに立った本と感じました。

さて肝心の内容のほうですが、これも普段の彼の文章からはだいぶトーンダウンした内容です。

一言でいうと、午前零時はなんども読み返したくなるような内容ですが、こちらは一度読んで十分かなと。

残念ながら今回は彼流にいうと「佳作」でした。

PS.沢村さんのレビューを読むと、かなりアンカリングされてしまって初めて乗るクルマでも先入観が入ってしまいそうです。


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