歳を重ねる

早いもので今年も半年が終わり、気がついたらブログも1ヶ月ほど更新していませんでした。

父の四十九日が終わり、1ヶ月半にわたる禁酒を続けて忌明けとなりました。

いろいろと考えることがあった半年でしたが、文字通り節目でした。

そして7月に入り、ボクもまた一つ歳を重ねてあたらしい一年を迎えました。

ボク達の世代は消費世代で、女性もブランド好き、男性も車や持ち物にこだわるというか、一言で言うと買い物好きのような気がします。

今回引っ越しして分かったのは、20年以上にわたり我が家にあった物の多さ。

ずいぶん処分して身軽になりましたが、これからの生き方を考える切っ掛けにもなりました。

それは物だけでなく、人間関係も同じかなと。

facebookもずいぶん前からやっていますが、たまに友人が数百人とか1000人を超えているような人をみるとトモダチという呼び方に疑問を持ってしまいます。

誕生日にお祝いメッセージがきてもそれだけいると、返信するだけで大変でしょうし、本当に大切な友人とのコミニュケーションにも影響が出てしまいそうです。

前に働いていた会社でも、若い(といってもボクと比べて少しくらいですが)社員がある会社の社長をさもトモダチのような語り口で話していて、じゃあ電話かけれる?と聞くと当然そこまでの関係ではないということがありました。

ビジネスでもメールで済むことが多くなりましたが、ボクの基準では少なくとも電話で話せるような関係以上が人間関係では分水嶺です。

2014年に東京の会社を引き上げてから3年ほど経ち、ある程度古い人間関係もふるいにかけられて(時間というフィルターがかかり)ずいぶんシンプルになりました。

そんなわけで、今年はいろいろと捨てた物や人間関係でできたスペースをもう一度埋めていくことを始めたいと思います。

基準としてはこれから何年生きるかわかりませんが、死ぬま付き合えるものです。

そして、これらの大切なものをしっかりとより深く付き合っていくこと。

それはモノもヒトも同じです。

なんだか取り留めのない内容になってしまいましたが、何年か経って振り返って、そして本当に相棒と呼べるようなモノや、真にトモダチと呼べる人たちと時間を過ごしていれればいいなと思います。

たぶんそんなに多くはないかもしれないけれど、一緒に歳を重ねていけるような存在と。

 


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