熊野での新しい提案を持って、梅雨空の紀州路を南下しました。
月末の金曜日（プレミアムフライデイか？）だったので、前日に月末業務を片付けてのんびりと温泉に入って変えることにしました。
お宿はちょっと贅沢に熊野倶楽部にて、広い部屋にはテラスがついていて里山の風景と風伝峠が望めます。
県民割引きプランなるものでお得に泊まれたのですが、料理も美味しく（また三重のお酒も充実していて）久しぶりの温泉を楽しめました。
あいにくの雨模様でしたが、田植えの終わった丸山千枚田に行ってみることに。
丸山千枚田は日本の棚田百選にも選ばれている名勝地、何度か訪れたことがありますが、稲が育ち緑色に覆われた千枚田を見るのは初めてです。
いつもは上から眺めるだけですが、今回は狭い棚田の中をDs3カブリオで下りてみることにしました。
丸山千枚田には保存のためにオーナー制度というのがあります。
棚田には一枚一枚、オーナーの名前の札が立っていて、この棚田を愛する地元の人と遠くから支える人の思いが伝わってきます。
さてここまで来たら、湯ノ口温泉まで行ってみましょうということで瀞峡へ向かいます。
もともと鉱山労働者のための入浴場だったのですが、今では町営となりきれいな日帰り入浴施設があります。
ただ、ここまでの道がこれまた狭いので大きな車だとちょっと気を使うかもしれません。
そんな時は近くの清流荘からトロッコなんてのもオツなアプローチです。
中々行きづらい熊野地方ですが、温泉もたくさん、道路も快走路がいっぱいありますのでぜひ一度訪れてみてください。
