高校時代の友人と伊勢の食堂カフェいちしなで待ち合わせをした。
今月親父をなばなの里に連れて行くため帰省した際、高校時代の友人(男性です〜これ大切なポイント)と昼下がりに再会した。
カレは今は大学の教授というなかなかステキな肩書を持っていて、50才になってかなりステキなオヤジになっていた。
ボクは18年間生まれ住んだ伊勢をはなれてもう30年以上だが、カレは数年前に地元に戻ってきた。
いつかは生まれたところに戻ってきたいと少し前から考えるようになった(これもBucket Listのひとつ)ボクにとって、高校時代の友人は飾り気なく昔に戻してくれる大切な人たち。
そんなカレから少し前に相談を持ちかけられて、今回の帰省の時に二人であった。
待ち合わせにカレが指定したのが船江の(伊勢の人が八間道路と呼ぶ道路沿い)食堂カフェいちしな。
なんどか前を通っていて存在は知っていたけど入ったことはなかった。
友人によると古い鉄工所?を改装したらしく、ファザードからして雰囲気があるけど、内装も鉄工所の時に使っていた配電盤やライトなどをうまく再利用してかなりオシャレな雰囲気。
日曜日の1時ということもあり、店内は満席(ほぼすべて女性)で座り心地のよいソファで小一時間のんびりと待ちながら二人でいろいろと話した。
これまでも何度か会っているけど、二人で会うのは初めてでお互いの仕事のことやプライベートのこと、そしてカレが今考えていることなどを話して30年の時間を埋めた。
そんな空間としてカレが選んだこのお店はなかなか良かった。
ボクは朝から五十鈴川沿いを15kmほど走ったのでかなりお腹が空いていて、一番ボリュームのあるランチを食べた。
中央のメインのプレートは薩摩黒豚のグリルだが、お皿のまわりにトコブシ(アワビの小さいやつ)を煮たものが添えてあるのが伊勢らしい。
どれも美味しく、サービスも心地よく「こりゃ人気があるわな」と思ったが、どうやら伊勢は最近カフェのレベルが高いらしい。
30年前には喫茶店でナポリタンを頬張っていたが(このお店がまたテレビに出るくらい人気らしいのだが)、新しい文化が芽生えているのもしれない。
そしてカレがここのコーヒー美味いんだといったのがこれまた河崎のなかむら珈琲の自家焙煎の豆を使った珈琲。
その豆をハンドドリップで入れた珈琲も美味しかった。
この前訪れたMORI COFFEEといいコーヒー好きのボクが伊勢に帰る楽しみがまた増えた。