久しぶりの熊野詣にDS3カブリオで行ってきました。
昨年3月までプロジェクトでお世話になった熊野の社長さんのもとへ、三重に戻ってきた報告を兼ねて出かけました。
さくっと日帰りするつもりだったのですが、夜に久しぶりに飲もうということになり金曜日の夜に一泊することになりました。
そんなわけで、せっかく泊まるのなら熊野詣でまだ行ったことのない「熊野速玉大社」に朝からお参りしてきました。
天気予報どおり、朝から熊野はあいにくの雨でしたが、ところどころ雨に濡れる桜を楽しむことが出来ました。
熊野大社と那智大社には行ったことがありましたが、熊野速玉大社は初めてです。
「伊勢へ七度(ななたび)熊野(くまの)へ三度(さんど)」といいますが、昔の人は伊勢参りと並び熊野までさらに足を伸ばすのは大変だったと思います。
そして今回どうしても行きたかったのが、速玉大社の飛地内境内にある「神倉神社」です。
神倉神社は熊野三山の神様が最初に降臨した場所です。
さてこの神倉神社、ほとんど登山のような石段を538段も登らなければなりません。
鳥居をくぐるとすでにとんでもない斜度の石段で、その上雨で滑りやすいのでかなり慎重に登ります(帰りのくだりのほうが怖かった〜)。
石段は源頼朝寄贈という年代もので、石の大きさもまちまちで上りにくく少なくともスニーカーレベルの靴でないときびしいです。
途中休憩をはさみながら登り切ったところに、神倉神社のご神体「ゴトビキ岩」があります。
自然信仰の熊野でも、これだけインパクトのあるものはありません。
とにかくその大きさもさることながら、岩の割れ目から氣が立ち上がっているのが見えるような迫力でした。
そして眼下には新宮市街が一望でき、石の存在と合わせて特別な場所だということがわかりました。
三重にきて、今年は熊野古道の伊勢路を何回かにわけて歩いてみたいと思いますが、その時もう一度この場所に来ることを楽しみにしたいと思います。
オマケ
熊野で一番美味しいと思うのが、ほんまモンのねぎま。
ネギとまぐろの串焼きです!